「幸福は日々の中に。」上映会開催

2024.09.02

映画「幸福は 日々の中に。」上映会開催!

 

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改めて自らを見つめ直す73分

「普通」という曖昧な海を泳いでいるみんなへ

 

【知的障がい者施設 鹿児島しょうぶ学園】

園生が楽器を弾き、叩き、叫ぶotto&orabu、ひたすら布と糸と遊ぶnui project、そして魅力に溢れた多様なクラフトワーク。美しい園内には、アトリエに加えて、カフェレストラン、ベーカリー、蕎麦屋が点在し、今日も園外からのお客様が引きも切らない。ここには、これまで私たちが見たことがない風景が広がっている。2014夏に開催された東京都美術館の展示における衝撃はいまだ記憶に新しい、鹿児島しょうぶ学園。きれい事ではすまされない福祉事業の運営において、しょうぶ学園が取り組んできた活動は、今を生きる私たちにさまざまな問いを投げ掛ける。普通ってなに?優しさってなに?

90年代に伝説となったインディペンデント映画『ステップ・アクロス・ザ・ボーダー』を制作したドイツ人映像作家ヴェルナー・ペンツェルと、『島の色静かな声』(08)を制作し、写真家でもある茂木綾子による共同監督作品。

 

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- Comment -

芸術という行為は、心の奥底で震えている命の鼓動の発散なのだと思う。その鼓動を心から外に出すためには、心の摩擦がないとても純粋な心の通り道が必要な気がする。
otto&orabuを初めて体感した時、僕はそんなことを感じた。
日頃の彼らは穏やかな佇まいであり、他者へも自己へも優しく素直な目を向けている。彼らと接していると、内側にある心と常に対峙し、観察して、そこに沸く感情と向き合っているのが伝わってくる。
演奏というアウトプットする瞬間に、その心との対話が解放され、喜びの感情とともにエネルギーとして放出されるのだろう。それを私達は同じく心で受け止め、感情が共振し、感動しているのだ。

 

ミナペルホネン 皆川明

 

劇場予告

 

【開催概要】

◎日時

2024年9月28日(土)

15:00(14:30開場)

 

◎チケット

前売り 1,000円

当 日 1,300円

※前売りチケットの場合はPeatixで事前申し込みをしてください。お支払いは当日現金払いでお願いします。

※当日チケットの場合は事前申し込みは不要です。当日現金払いでお願いします。

 

前売りチケットのお申し込みは→こちら(Peatix)

 

◎定員

22名

 

◎会場

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※会場に駐車場はありませんので近隣のパーキングなどをご利用ください。会場近くには公園などがあります。

※車椅子での入場も可能です。入口に段差がありますので入場の際は気軽にお声がけください。

※ドリンクの持ち込みOK!(ゴミは必ずお持ち帰りください)

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