音楽的多様性

2020.02.09

多様性ということについてふと考えさせられる場面が多くて、なかなか見えている現実と考えていることが重なることは少ないかもしれない。

多様性についてはいろんなところで語られていて、その重要性や必要性も理解できるし、そうだとも思う。けれど、それをちゃんと落とし込んで実行すことはけっこう難しい。

たとえば、表現の多様性ということはそんなに難しいことではないかもしれないけど、働き方の多様性となるとかなり難しい。雇う側と働く側の体制や意識が両立されていないと実現しない。けれど、この部分が変わっていかないと自由な発想や豊かな時間の使い方はなかなか生まれない。

 

いいアイデアや考え、あるいはそれを生むためのモチベーションは、いい感じの“隙間”がないと生まれにくいんじゃないかなと思う。

時間の隙間、思考の隙間。気持ち的な余裕と言ってもいいかもしれない。

何かに縛られていない感じ。

ある程度はルーティンなんだけど、ときにはそこから外れるための隙間。

 

いろんな意味での多様性があるんだろうけれど、大切なのはその多様性(自分の考え)を言える“空気”なのかもしれない。

 

 

 

音楽は自由な表現がどこまでもできる。それを聞く側も聞きたい音楽を自由に選ぶことができる。当たり前のことを言っているようだけど、その自由さは自分の仕事にも当てはまるんじゃないかっていつも思う。世の中の当たり前とされていることの大半は本当にそうなの?

 

本当は、もっと自由でいいんじゃない?

 

 

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