先日の12日、「ウーマンラッシュアワー・村本大輔の独演会」を無事に開催することができました。お越しいただいた皆さま、ありがとうございました。
独演会では村本さんならではの切り口とオチで、会場が何度も緊張と笑いに包まれていました。ある事柄や権力への批判(皮肉)と、そのこと自体を面白がるユーモアが絶妙でした。批判の対象は実に多様で、それは日頃から些細なことでも疑問を持ち関心があるからこそ、そういった着目ができるのでしょう。サクッとスルーしない。そして、疑問に思うことをストレートに言う気概。←これが難しい。
もちろん、言い方や言葉のチョイスを気をつけないといけないこと(とき)も多々あるんだけれど、気を使い過ぎて言いたいことの本質が何も言えていないのでは意味がありません。納得のできないことを放置して、やがて何も思わなくなるまで待つことも大事かもしれない。けれど、そういうことが増えすぎると、感性が麻痺してしまって何も思わなくなる自分がつくられていったとしたら、それはとても悲しいことだと思う。
村本大輔を異端として見ている人は多いように思うけれど、僕はとても自然体であるように見える。