デザインの多様性

2019.07.05

多様性や多様化、あらゆる分野や場面において言われつづけている言葉。

それはデザインの現場においても必要不可欠な要素だと思う。それは、目に見えてわかり易い表面的な部分の多様性ではなくて、根本のプロセスをシフトするくらいのチャレンジでなくてはならない。それくらいのチャレンジが可能であるということ自体が、僕が考える“多様性”です。

現代アートの世界を見渡してみるとわかり易いかもしれない。単に何でもありという意味じゃなくて、個々のモノサシがまるで違っている面白さ。多様性や多様化は、誰かや何かの主張を認め合うことではじめて存在可能となるんじゃないかと思う。

 

自分とはまったく違う考え方をどう思うか。

自分に無かった考え方を発見してしまったときにどうするか、どうできるか。

 

違ってあたりまえ、ということを物事の前提として理解できていればもっと過ごしやすくて面白い社会になるんじゃないかと思う。

 

デザインにおいてもそういう側面はあって、意識していないとついつい「こうした方がいいんじゃないか」という気持ちの悪い圧力が降りかかってくる。ある意味で忖度。笑

 

自分の感覚や考えを研ぎ澄まして、もっと自由に作ればいい。

 

blog15_01.jpg

次の記事へ
前の記事へ